さんしろうです。
ここでは、
「ワードプレスの常時SSL化（セキュリティー）設定の方法」
について解説させていただきます。
まず、常時SSL化設定について意味が分からない人もいると思うので、簡単にSSL化設定について解説させていただきます。
Contents
常時SSL化とは？
「常時SSL化」とは、Webサイト全体をHTTPS化（通信の暗号化）することを指します。今までは、Webサイト上でパスワードや個人情報等を入力するページ（ログインページやクレジットカード決済ページなど）のみをHTTPS化し、特に重要な情報のみ保護するという形式が一般的でした。
近年では、個人情報保護に関する世間の意識が高まり、Webサイトの常時SSL化が求められています。
↓具体的には、下記のようなURLにすることを常時SSL化と言います。
http://beauty-espoir.com/
↓
https://beauty-espoir.com/
↓
https://beauty-espoir.com/
※簡単に言うと、URLに【s】があるのかないのか？の違いだけです。
常時SSL化をするメリット
メリット１：サイトのセキュリティーが向上します
URLがhttpから始まるWebページは通信が暗号化されておらず、第三者によってブラウザーとサーバー間の通信データを盗聴・改ざんされてしまうリスクがあります。それが、httpsにすることで、通信内容の暗号化をすることができます。
メリット２：サイト表示が高速で表示されるようになります
HTTPS化すると、次世代プロトコルである「HTTP/2」を利用できるようになります。そのため、これまで利用されてきた「HTTP/1.1」より速くWebサイトを表示することができます。
メリット３：検索エンジンで上位表示される可能性が高くなります
Googleは2014年にHTTPSを検索順位を決定する要素の1つに使用することを公表。なので、httpよりもhttpsの方が検索順位に良い影響をあたえる可能性があります。
常時SSL化をしないデメリット
デメリット１：あなたのホームページに訪れた人を不安にさせます
グーグルクロームなどでSSL化していないホームページにアクセスをすると、「保護されていない通信」と表示されます。
↓このような感じ
ワードプレスの常時SSL化（セキュリティー）設定の方法
流れ１．ワードプレスにログインします。流れ２．ワードプレスの管理画面の左メニュー【設定】の中にある【一般】をクリック
流れ３．下記【WordPress アドレス (URL)】と【サイトアドレス (URL)】のURLに【s】を追加
↓拡大するとこんな感じ
↓これを下記のように変更する
変更をしたら最下部にある【変更を保存】をクリック
プラグインを使ってSSL化する方法
それと、もう１つプラグインを使ってSSL化する方法を解説します。それは、Really Simple SSLを使う方法です。
⇒Really Simple SSLのダウンロードはこちら
上記からダウンロードせずとも、プラグインを検索することで直接インストールも可能です。
↓ワードプレスの管理画面【プラグイン】から【新規追加】をクリックします。
↓続いて、右上にある検索窓に【Really Simple SSL】と検索をして、【今すぐインストール】をクリック
↓最後に、【はい、SSLを有効化します。】をクリック
↓すると、下記のように【https】のURLになりました。
常時SSL化設定の方法（動画解説）
以上で常時SSL化の設定が終了します。